中国で「iPad」の販売停止を命じる判決--商標侵害で
2012-02-21
中国の裁判所は小売店に「iPad」の販売停止を命じる判決を下し、iPadの商標をめぐって同国で争うAppleは後退を強いられた。 中国深センに拠点を置くProview Technologyの弁護士であるXie Xianghui氏がThe Associated Press(AP)(http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5jFxMz-Efitsu3mamhDV40MRJto-Q?docId=0c33d83687f64663b7aa8745c2f160f5)に述べたところによると、恵州市にある中級人民法院は現地時間2月17日にこの判決を下したという。 しかし、同記事は今回の判決について、それほど広範な影響を持たない見通しだと述べており、Proviewが通商当局に対して40の都市でiPad販売停止を要請していることを指摘した。今回の判決についてApple関係者にコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。しかし、Appleの過去の発言によると、同社はProviewと取り決めを交わしたが、Proviewがそれを守ることを拒否しているという。 Apple関係者は米CNETに対し、「われわれは何年も前、iPadという商標を世界10カ国で使用する権利をProviewから購入した。Proviewは中国におけるAppleとの合意を守ることを拒否している。香港の裁判所は本件でAppleの主張を支持した」と述べた。 一方、Proview関係者は、同社が中国の裁判所でAppleを訴えたのと同様の方法で、米国でもAppleに対して20億ドルの訴訟を起こすとほのめかしている。Proviewの弁護士によると、その訴訟を提起する理由には、AppleがProviewと競合する製品を作らないという条件でiPadという名称の権利を購入したことも含まれるという。 Proviewは、同社の子会社の1つが何年も前にiPadの名称をAppleに売却したが、その会社にそれを行う権限はなかったと主張してきた。一部報道によると、Proviewはこの問題を示談で解決することを求めているが、これまでのところAppleがProviewの要請に応えていないと話しているという。